「あん」心書vol.29

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昨日、〝あん〝という映画を観に行った。

映画を観終わってから、

〝なぜ、英語を勉強しようと思ったか〝

を思い出した。


小学生低学年の頃だったと思う。

民族衣装を着た女子学生に生卵を投げつけた人がいると

テレビのニュースで知った。

わたしにはすごく不思議であり、怖かった。

『何もしていないのに生卵を投げつけられることがあるのか?!

 きっとこの人はすごく怖かったに違いない。』


直ぐ母に聞いた。

「なぜ、生卵を投げつけられるのか?」

「そんなことをしているから戦争がなくならないんじゃないか?」

「どうしたらみんな仲良くなれるのか?」

と。

母といろんな話をしたが、低学年のわたしには難しかったし、

何より何もしていなくても危害を加える人が世の中にいることが怖かった。

「たくさんの人に聞けば良い。

 お母さんの答えが答えじゃないかもしれない。

 だから、たくさんの人と話をして、◯◯なりの答えをいつか見つけたら良い。

 日本語以外の言語で別の国の人にも意見を聞いたら良いかもしれない。」

母にそう言われ、英語を勉強しようと思った。


最近、英語の勉強は全くしていなかったが、

また少し勉強してみようかと思った。