『あれからもう1年かぁ。』
一昨年末、急に全身に湿疹がでた。
痒くて眠れない日が続き、昨年は新年早々に診てもらえる皮膚科を探した。
゛極度の乾燥肌(皮脂欠乏性湿疹)゛と診断された。
出された薬を塗っている間は湿疹も治ったが、
妊娠をきっかけに薬をやめることになり、
治っていた湿疹は日に日に酷くなっていった。
妊娠中はそれでも気持ちは前向きだった。
流産を機に、自分のカラダと向き合う必要性を感じた。
以前からネットで調べ、気になっていた病気があり、
流産した際の診察で気になることを聞かれた時、
そのことを思い切って口にしたことをきっかけに
検査をまずは受けてみることにした。
特殊な検査のため、受けられる病院も限られており、
また保険適用外のため、高額な医療費がかかることもわかっていたが
わたしには前に進むという気持ちしかなかった。
様々な検査の結果、わたしが思っていた病気ではなかったが、
リーキーガットと呼ばれる
腸壁が薄くなることで様々な症状がでる病気だと診断された。
湿疹が酷くなってきた時から小麦粉はきっぱりやめていたが、
追加でアルコール、乳製品もやめることになり、
砂糖、桃なども気をつけることとなった。
治療が終われば、再び食べられるようになることが
心の大きな支えになっている。
治療を始めてから半年。
湿疹も治ってきていた中、コロナにかかった。
ようやく治ってきていた足の湿疹が一気に悪化した。
検査をきっかけに通い始めた内科の先生から
追加の検査をすすめてもらった。
結果、わたしのカラダには重金属がかなり蓄積しており、
リーキーガットに加え、それらが湿疹をはじめ、
様々な不調をまねいていることがわかった。
小麦粉や乳製品をやめた際に
インターネットで調べた結果、
本当なら食べる量も減らし
腸を休めた方が良いのではと思ったが
゛食べないこと゛と゛食べられないこと゛の違いを痛感していたわたしは
大きく食べる量を減らすことはしなかった。
食べたいのに食べられないストレスを感じていたからだ。
しかし、コロナをきっかけに朝ごはんをスムージーへ切り替え、
食べる量を意識的に減らした。
1クール5ヶ月の治療も2ヶ月目に突入した。
一進一退の状況だが、
『今年こそは小麦粉と乳製品を食べられるようにするぞ!』
と、改めて心に誓った元旦であった。