2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「まなび」心書vol.17

今週、取引先の1社が倒産した。今の会社に入って初めて、飛び込み営業で口座を開いて頂いた得意先だった。口座を開いて頂いた後、その会社から仕入れもさせて頂くようになり、最近では断られることも多くなった工場見学も新入社員が入る度に受け入れて頂いて…

「ことば」心書vol.16

エジプトへ留学する前、私は全くアラビア語が話せなかった。大学での授業についていけなかったこともあり、早朝に語学学校へ通っていた。でも、なかなか上手くならない。語学学校では落ちこぼれで、進級テストに合格しないであろう生徒の1人だった。(大学で…

「おじいちゃん」心書vol.15

わたしにはおじいちゃんと呼んでいる人がいる。おじいちゃんは勤め先の顧問を務めていた。奥様の体調に異変があり、5年程前に引退した。おじいちゃんは60歳を超えてから勤め先の社長にヘッドハンティングされて、転職してきた優秀な営業マンだった。血縁関係…

「なみだ」心書vol.14

今も心に残っている高校時代のクラブ顧問の話で〝なみだ〝の話がある。「歳を重ねると涙もろくなると言われている。 それは色んな経験をして、他の人の思いや立場に 自分を重ねることができるようになるから。 涙を流すことは決して恥ずかしくない。 それだ…

「流れ星」心書vol.13

「流れ星がみえている間に願いごとを3回言えたらなぜ願いごとが叶うのか?という話を今日はしましょう。」高校時代、懸垂が出来なかった私はいつも練習後に懸垂の自主練をしていた。冬の夕練後は暗くなるのが早い。『今日も懸垂が出来なかった。 けど、少し…

「年齢」心書vol.12

28,9歳ぐらいの頃、得意先の取締役に「34,5歳だと思っていた。」と言われた。『失礼な。』とわたしは心の中で思った。すると、その取締役から「このおっさん、失礼やなって思ったやろ? 俺は◯◯さんには34,5歳にお願いする仕事を一緒にできると思っている。 …

「説得と納得」心書vol.11

「上司と部下という人間関係は説得と納得の連続だ。 最後は上司が指示すれば良い。 そうすれば、部下は従わなければいけない。 だからこそ、上司は最後まで部下を説得し、納得させる努力をしないといけない。」中間管理職になった時に勤め先の顧問の1人から…

「勝負服」心書vol.10

私には勝負服が何着かある。大型の契約を決めるぞという時、そのお礼にお伺いする時、部下の同行で役職者として訪問する時などに着る服だ。決算書をお預かりする時、苦手な方にお会いする時にも着るので、勝負服が続く時はローテーションしながら1週間を過ご…

「出過ぎた杭」心書vol.9

中間管理職になると内示が出た時、友人に言われた。「出る杭が叩かれるなら、 ◯◯ちゃんは出過ぎた杭になれば良い。 叩いた相手が叩くのを諦めるぐらい出過ぎた杭。 カッコいいじゃん。」友人から『どんな状況でも私は味方だよ。』と言ってもらえたみたいで嬉…

「ランチ」心書vol.8

私はランチのメニューを悩まない。新卒で入った会社の上司に言われたからだ。その頃の私はいつもランチを選ぶのに時間がかかっていた。上司から「◯◯にとってランチに何を食べたかってどれぐらい大事?そんなに変わらないでしょ?今はランチ1つで迷う時間があ…

「未来を描く」心書vol.7

採用面接をしているとたまに出る質問がいくつかある。「新入社員にどうなって欲しいですか?」「支店をどうしていきたいですか?」「会社をどうしていきたいですか?」この間、他の部署の若手女性営業とランチをした際には「◯◯さんって何を目指されてますか?…