2021-01-01から1年間の記事一覧

「家族のカタチ」心書vol.72

昨日は義理の息子さんのお誕生日だった。3人でお祝いできたことがとても嬉しく、新たな縁に感謝の気持ちでいっぱいだ。夫「◯◯さんと真剣にお付き合いしようと思っている。」義理の息子さん「◯◯さんとまともに話したことがないから、 一度会って、話がしてみ…

「居場所」心書vol.71

「腰の具合が良くならず、通勤が本当に辛いんです。 ここ2ヶ月ぐらいよくよく考えたのですが、 仕事を辞めて、治療と親の介護に専念したいと思っています。」仕事の話で部下と面談していた際、不意に彼女からそう切り出された。急に彼女が腰痛に悩まされ始め…

「変な顔」心書vol.70

「『今日、変な顔だね。どうしたの?』 ちょっと考え事をしたり、落ち込んだりして帰宅すると 6歳の姪っ子にそう聞かれるんです。 よく見ているなぁって姪っ子ながら感心します。 だからいつも表情だけでも、笑顔でって心掛けています!」お世話になっている…

「夫の家業」心書vol.69

「後継者がいなかったり、事業の先行きに悩む日本の中小企業は少なくないと思っている。 双方にメリットが見出せれば、今後も積極的に事業提携やM & Aしていきたい。」とあるメディアのインタビューを受けた際の夫の言葉だ。夫には継ぐ予定だった家業がある…

「機嫌」心書vol.68

「◯◯ちゃんって本当に分かりやすいよね。 機嫌が悪いのは眠たい時とお腹が空いた時だから。」20代半ば、友人と夏休みを利用してトルコへ旅行した際に言われた言葉だ。そう、わたしは眠気と空腹に弱い。流石に30代半ばになり、自覚がある。自分の機嫌は自分で…

「支え合う」心書vol.67

この数ヶ月、わたしの心は忙しい。入籍が決まり、親しくして頂いているおじいちゃん宅へ報告に伺った。おじいちゃんは私の勤め先で顧問をしていた。奥様の癌がきっかけで退職をして、今は隠居生活をおくっている。おじいちゃんとは職場で、上司と部下として…

「入籍」心書vol.66

本日入籍した。わたし自身、全く結婚する予定がなかったから驚きだ。夫になってくれる人とは6年前に仕事で知り合った。それから2人で会ったことは全くなく、今年1月に初めて2人で食事へ行ったことが始まりだ。4月から役職がかわることが内定していたし、〝結…

「にこにこ」心書vol.65

父「お母さん、わざわざ▲▲してくれたんや。 ありがとう。」母「今まで「わざわざありがとう。」なんて言われたことあった?」ある朝の我が家での一コマだ。ここ1ヶ月、母は猛烈にイライラしている。理由はわかっている。わたしだ。反対に父の機嫌は悪くない…

「告白」心書vol.64

エジプトのジャスミン畑でフィールドワークをしていた際、ジャスミン畑のオーナーの次男坊(アハマド)には仲良くしてもらった。当時、彼は5歳だった。「◯◯、僕は◯◯のことが大好きだから、 いつまでもここに居てもらいたいんだ。 だから、、、。」アハマド…

「白髪」心書vol.63

「悩んでますなんて思われたらかっこ悪い。」だから、精一杯、虚勢を張るんだけど、悩んでない訳ではないと、マツコデラックスさんがテレビで話していた。最近、「白髪が目立つようになった」とご指摘を頂くことが増えた。正直、いっそのこと、白髪染めしよ…

「期待する」心書vol.62

「部下に期待することをやめてはいけません。 そんな日がきたら、それは◯◯さんがリーダーであることを諦めたということです。」ある日、当時入社したてだった部下が出社しなかった。定時直前にメールで連絡があり、体調不良で休みたいということだった。それ…

「手」心書vol.61

「旦那は子どもが欲しいんだと思う。 だって病院へもう行かなくて良いとは言わないから。」パン屋さんに並びながら、そう言った瞬間、友人は泣き出してしまった。きっと彼女が1番言って欲しい言葉を言えるのは旦那さんだけだ。目の前で静かに泣く彼女を、コ…

「おふくろの味」心書vol.60

東京出張時におば(母の従兄弟)の家に寄った。日帰りだったので、おばからきた「晩御飯食べる時間ある?」というメールに「日帰りなので難しいと思う。」と返した。おばは森永ヒ素ミルク事件の被害者でその後遺症でカラダが思うように動かない。わたしが20…

「伝わる」心書vol.59

「相手を思って話した内容なら どれだけ行き違いがあったとしても いつかは気持ちが届くはず。 そんな時は絶対に守りに入らないこと。 少しでも保身から何かを言えば、 それ以外が全て相手を思った内容でも 一瞬で意味がなくなる。 とにかく、自分の立場は考…

「味方」心書vol.58

「中途半端な味方を100人もつぐらいなら、 どんな時でも必ず手を差し伸べてくれる味方を1人もつ方が良いと思いませんか?」中間管理職になって、人間関係に悩んでいた私に当時の上司がかけてくれた言葉だ。その頃の私は自分のキャラクターを否定的に考え、で…

「仕事のパレート」心書vol.57

〝事の軽重を知る。 それが、タイムマネジメントの本質だ。〝出典:『働く君に贈る25の言葉』著者:佐々木常夫 advice12〝「その人の抱えている仕事量全体の2割の重要な仕事をやれば、求められている成果の8割を達成したことになる」ということです。〝出典…

「きっかけ」心書vol.56

「日本のスポーツ選手は自分自身やチームの成績しか気にしていない。 例えば、そのスポーツ全体のことを気にしている選手は少ない。 それはある意味、資本主義が定着しているからであり、 そこが日本のスポーツの弱点だったりする。 お金持ちが1番偉いという…

「アウシュヴィッツ=ビルケナウ」心書vol.55

エジプトへボランティアに行く前、幼馴染を訪ねるため、ポーランドへ1週間ほど行った。特にどこか観光地へ行きたいという気持ちはなかったが、唯一、アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所だけは行ってみたかった。幼馴染から行きたい場所を聞かれた時に、…

「タスクとエゴ」心書vol.54

ゴルフのコーチから〝タスクとエゴ〝について連絡をもらった。頑張り屋さんほど、エゴが高くなり、ストレスがたまりやすい傾向にあるとのこと。1つ目は他の人より良くありたいというエゴオリエンテーション。2つ目は前よりも成長していたいという過去の自分…

「記念日」心書vol.53

「◯◯の誕生日っていつ?」新卒で入社した会社の上司が変わった際、最初に聞かれた質問だ。私「▲月▲日ですが、何かありましたでしょうか?」上司「いや、誕生日ぐらいは早く帰りたいかなぁと思って。」上司は結婚している先輩には結婚記念日も確認し、メモし…

「トマトのマハシー」心書vol.52

エジプトの家庭料理にマハシーと呼ばれるものがある。味付きのご飯をぶどうの葉に包んだり、ピーマンやズッキーニの中に詰めた料理だ。他のアラブの国ではひき肉を詰めることもあるみたいだ。わたしは「エジプト料理で何が好き?」って聞かれたら、「マハシ…

「クレーム」心書vol.51

新卒で入社した出版社では入社後半年したら担当先を持たせてもらうことになっていた。わたしは関西出身ということもあり、より関西に近い地域の担当をさせてもらうことになった。先輩社員と引き継ぎの挨拶まわりへ行った際、他の人と同じ様に挨拶をし、困り…

「斜め上」心書vol.50

「◯◯さんって人が思う斜め上をいきますよね。」この秋に入社した部下から言われた言葉だ。直前に話した内容が関係しているみたいだ。定時少し前に納豆の話をしていた。私「▲▲の◼️◼️社長は納豆が大好きらしいよ。 大学が東京の●●大学で、上京して、納豆の味を…

「ジャスミン畑」心書vol.49

「なぜ、エジプトへ留学したの?」よく質問される。わたしはエジプトのジャスミン畑における児童労働のフィールドワークがしたくて、エジプトへ留学した。普通の大学生だったわたしには通訳を雇うという選択肢はなかった。自分がアラビア語ができるようにな…

「アラブ革命」心書vol.48

「なぜ、そんなにエジプトが好きなの?」エジプトでよく聞かれた質問だ。「ナイル川の水をたくさん飲んでしまったから、 必ずエジプトへ戻ってきてしまうの。」エジプトにある諺の1つに「ナイル川の水を飲んだら必ずその地へ戻る」というものがある。「なぜ…

「ジェンダー」心書vol.47

「◯◯、日本の企業には女性の営業マンはいないのか? 今まで◯◯以外に日本から女性の営業マンはきたことがない。」入社して最初に担当させてもらった海外取引のメインは中国だった。当時は中国へ年に3-4回出張していた。最初は中国のみだったが、他の仕入れ先…

「武器」心書vol.46

「◯◯はそのしょぼい武器でたたかうつもり?」中間管理職になって少しした頃、他部署の部長から言われた言葉だ。しょぼい武器=部下がしょぼいという意味らしい。当時、とても悔しかったことは忘れられない。「◯◯は部下に優先順位をつけへんからあかんねん。 …

「期待」心書vol.45

年末年始に読んだ本のあとがきにこの様な内容があった。〝独立行政法人•国立女性教育会館が、入社してから5年間の男女社員の意識変化を調査している。そのなかの、管理職を目指したいかという設問に対し、入社初年度、男性社員の94%は管理職を目指したいと回…

「ピラミッド」心書vol.44

エジプトへ留学していた頃、ピラミッドは身近なものだった。当時、外国人なら約2,000円払わないといけない入場料がエジプトにある国立大学生だった場合は約20円で入れたからだ。未だになぜピラミッドが建てられたかは明らかになっていないらしい。わたしはあ…

「豊かさ」心書vol.43

エジプトには聴覚障がい者の人たちが働くKFC(ケンタッキー•フライド•チキン)がある。最初に存在を知ったのはエジプト留学中だった。その当時住んでいたアパートから徒歩20分程の位置にあり、なんとエジプトで最初に借りた部屋から徒歩5分の場所だった。実…