「読書会」心書vol.28
わたしは読書会のメンバーだ。
読書会はお取引先様の部長が会長で、
私の元同期とわたしが会員である。
今年度はコロナもあり、会長のお誕生日祝いに集まったのみだが、
例年であれば、年に3-4回集まる。
読書会という名の食事会だ。
とは言え、もちろん、毎回、
それぞれが最近読んだ本の中で1番おもしろかった本の話をする。
お互いにおススメの本を交換したりもする。
年末が近づき、少し前までは読書会の忘年会を開催するか否かの話があった。
最近、全く本を読めていなかったわたしは急いで積んでいた本を手に取った。
友人が薦めてくれた本だ。
読みながら泣いたが、
これは読書会ではウケないだろうなと思い、
2冊目に手が伸びた。
お取引先様と本の話になることも少なくない。
お薦め頂いた本は次にお会いするまでに読むようにしている。
自分では選ばないであろう本をお薦め頂けるのは有り難かったりする。
また、お薦めくださる本にはアドバイス的な要素が含まれていることもあり、
〝はっ〝とさせられることも少なくない。
普段なら移動中もパソコンを開いて、仕事をするところだが、
いつ会長から召集がかかっても良いように
しばらく読書に励むつもりだ。
そんなこんなで読書に励んでいると
パソコンと睨めっこばかりしていてはダメだなと気付かされる。
〝心に余裕がない〝
〝眉間にシワが寄っている〝
〝アイディアに限界がある〝
はっと気づかせてもらえる読書会の存在に感謝している。