「変な顔」心書vol.70
「『今日、変な顔だね。どうしたの?』
ちょっと考え事をしたり、落ち込んだりして帰宅すると
6歳の姪っ子にそう聞かれるんです。
よく見ているなぁって姪っ子ながら感心します。
だからいつも表情だけでも、笑顔でって心掛けています!」
お世話になっているおじいちゃんの体調があまり良くない。
本人がどう思っているかは分からなかったが、
息子さん達が病院に呼ばれていると聞いた。
また、その前、〝奥様とわたしと3人でご飯を食べに行きたい〝
と病院へ話した際、
「是非出かけてください。」
と言われたとも聞き、いろいろなことを考えていた。
おじいちゃんが現役で働いていた頃、
またそれ以降も良くして頂いているお取引先の方々は
いつもおじいちゃんの体調を気にかけて、様子を尋ねてくださる。
「父もお会いして、お話させて頂くことで
少しでも◼️◼️さん(おじいちゃん)が元気になられるなら
どうにかしてお会いしたいと話しているのですが、
治療されている中で、免疫も下がられているかもしれない時に
万が一、コロナを持ち込んでしまっても
と、話しておりまして。」
そう話されていたこともあり、
お盆休み前に電話でお話した際に、おじいちゃんの話をした。
きっと、わたしが追い込まれたような暗い声をしていたのだと思う。
おじいちゃんの話をした後、姪っ子さんのお話をされた際に
最初の話をしてくださった。
さりげなく、でも、わたしが何か感じ取れるようにお話くださり、
相手に寄り添うということを教えて頂いた気がした。
『きっとおじいちゃんは良くなる。』
そう信じて、変な顔はやめようと思う。