「共感」心書vol.25

取引先の社長が約5ヶ月前に亡くなっていたことがわかった。正式に発表される前に情報を得て、会社に相談し、担当者である部下と私でヒアリングに伺った。取引先に着くと、亡くなられた社長の奥様であり、先先代のご令嬢でもある新社長が迎えてくださった。約…

「さらっと」心書vol.24

「さらっと見てください! 凝視しなーい!」ゴルフコーチからよく言われる。ゴルフもパーソナルトレーニングも山登りも自分のことを改めてよく知る機会になっているなぁと思う。ゴルフではボールをすごく見てしまう。パーソナルトレーニングでも山登りでもグ…

「前世からの課題」心書vol.23

エジプトでボランティアをしていた頃に知り合ったマダムからお話頂いたことがある。「◯◯さんは前世とか信じる? もし、苦手な人が目の前に現れたとする。 その人のこと、前世でも苦手だったんだと思うの。 前世で乗り越えられなかったから、また現世でも目の…

「美味しく食す」心書vol.22

「海外との取引で活躍している若手商社マンには共通点がある。 よく食べること。 ◯◯さんは大手商社マンにも負けていないと思う。 ひとまず、出されたご飯を美味しく食べることは 仕事を成功させるために必須だと思うよ。」初めて中国出張する前、お取引先の…

「睡眠」心書vol.21

2年程前からパーソナルトレーニングに通っている。きっかけは中間管理職になったタイミングで自分の健康について考えたからだ。不健康になってから頑張っても遅い。健康なうちに長く健康でいられる努力をしようと思った。パーソナルトレーニングに通い始めて…

「手紙」心書vol.20

今週、久しぶりに取引先様と会食だった。苦手な日本酒を久しぶりに飲んだこともあり、失礼が多々あったと反省中。この取引先様は窓口の方が今年変わり、そこからしっくりときていない。だからこそ、チャンスだったのに活かせなかった。とは言え、いつも通り…

「if」心書vol.19

「◯◯さん、ドリフターズのもしもシリーズって知っているか? 私は昔からあの番組が好きで、よく、〝もしも〝自分ならどうするか?考えるんだ。」そんなお話を取引先の社長がしてくださったことがある。その取引先はいろんな賞を受賞されている。社長はアイデ…

「いちご」心書vol.18

「いちごの花言葉を知っていますか? 課長に聞いてください。」というメッセージと共にいちごを頂いたことがある。一緒に買いに行ったという課長に「いちごの花言葉ってなんですか?」と聞いたら、「尊敬」と答えが返ってきた。「20歳以上年は違うけど、 仕…

「まなび」心書vol.17

今週、取引先の1社が倒産した。今の会社に入って初めて、飛び込み営業で口座を開いて頂いた得意先だった。口座を開いて頂いた後、その会社から仕入れもさせて頂くようになり、最近では断られることも多くなった工場見学も新入社員が入る度に受け入れて頂いて…

「ことば」心書vol.16

エジプトへ留学する前、私は全くアラビア語が話せなかった。大学での授業についていけなかったこともあり、早朝に語学学校へ通っていた。でも、なかなか上手くならない。語学学校では落ちこぼれで、進級テストに合格しないであろう生徒の1人だった。(大学で…

「おじいちゃん」心書vol.15

わたしにはおじいちゃんと呼んでいる人がいる。おじいちゃんは勤め先の顧問を務めていた。奥様の体調に異変があり、5年程前に引退した。おじいちゃんは60歳を超えてから勤め先の社長にヘッドハンティングされて、転職してきた優秀な営業マンだった。血縁関係…

「なみだ」心書vol.14

今も心に残っている高校時代のクラブ顧問の話で〝なみだ〝の話がある。「歳を重ねると涙もろくなると言われている。 それは色んな経験をして、他の人の思いや立場に 自分を重ねることができるようになるから。 涙を流すことは決して恥ずかしくない。 それだ…

「流れ星」心書vol.13

「流れ星がみえている間に願いごとを3回言えたらなぜ願いごとが叶うのか?という話を今日はしましょう。」高校時代、懸垂が出来なかった私はいつも練習後に懸垂の自主練をしていた。冬の夕練後は暗くなるのが早い。『今日も懸垂が出来なかった。 けど、少し…

「年齢」心書vol.12

28,9歳ぐらいの頃、得意先の取締役に「34,5歳だと思っていた。」と言われた。『失礼な。』とわたしは心の中で思った。すると、その取締役から「このおっさん、失礼やなって思ったやろ? 俺は◯◯さんには34,5歳にお願いする仕事を一緒にできると思っている。 …

「説得と納得」心書vol.11

「上司と部下という人間関係は説得と納得の連続だ。 最後は上司が指示すれば良い。 そうすれば、部下は従わなければいけない。 だからこそ、上司は最後まで部下を説得し、納得させる努力をしないといけない。」中間管理職になった時に勤め先の顧問の1人から…

「勝負服」心書vol.10

私には勝負服が何着かある。大型の契約を決めるぞという時、そのお礼にお伺いする時、部下の同行で役職者として訪問する時などに着る服だ。決算書をお預かりする時、苦手な方にお会いする時にも着るので、勝負服が続く時はローテーションしながら1週間を過ご…

「出過ぎた杭」心書vol.9

中間管理職になると内示が出た時、友人に言われた。「出る杭が叩かれるなら、 ◯◯ちゃんは出過ぎた杭になれば良い。 叩いた相手が叩くのを諦めるぐらい出過ぎた杭。 カッコいいじゃん。」友人から『どんな状況でも私は味方だよ。』と言ってもらえたみたいで嬉…

「ランチ」心書vol.8

私はランチのメニューを悩まない。新卒で入った会社の上司に言われたからだ。その頃の私はいつもランチを選ぶのに時間がかかっていた。上司から「◯◯にとってランチに何を食べたかってどれぐらい大事?そんなに変わらないでしょ?今はランチ1つで迷う時間があ…

「未来を描く」心書vol.7

採用面接をしているとたまに出る質問がいくつかある。「新入社員にどうなって欲しいですか?」「支店をどうしていきたいですか?」「会社をどうしていきたいですか?」この間、他の部署の若手女性営業とランチをした際には「◯◯さんって何を目指されてますか?…

「メンタルトレーニング」心書vol.6

中間管理職になる直前にゴルフを始めた。色々な取引先のコンペなどもあったがずっとお断りしてきたし、ゴルフを始める気持ちは全くなかった。中間管理職になる前は普通に週末も仕事をしていたのもあり、これ以上、仕事ばかりに時間をかけたら心のバランスが…

「わたし」心書vol.5

もうすぐボーナス査定の時期がくる。私が苦手だと感じる仕事の1つだ。人事評価がうまく働けば、部下達の意欲を高められるが、うまく働かなければ、意欲の低下を生んでしまう。私自身がつけた評価を会社にも説明し、納得してもらわないといけない。社外の役職…

「心身のバランス」心書vol.4

昨年の夏から始めた山登りは私に色々な気づきを与えてくれた。始めたきっかけのお取引先以外にも山登りが趣味の方が何人かいらしたことも1つだったが、1番は心身のバランスを整えるのに私にはすごく良かったということ。最初は登ることが体力的にしんどいと…

「新しい趣味」心書vol.3

昨年の夏から私の趣味が1つ増えた。山登り。始めたきっかけは仕事だった。とある取引先と新しい取引が決まり、取引先の社長と会食頂くことになった。大手同業者と競り合った結果決まった時、すごく嬉しかった。その社長とは何回か食事をご一緒頂いてきたが、…

「乗り越えるヒント」心書vol.2

先日、大学時代からの友人に聞かれた2つ目の問いは、本当に困った時、行き詰まった時、どうしているのか?ということだった。友人と別れた後に思ったのは、もしかしたら、友人は何かに行き詰まっているのか?ということ。仕事の途中に移動しながら、考えて、…

「瞬発力」心書vol.1

先日、大学時代からの友人に会った。取り留めのない話をしながらの食事は楽しかった。そんな中、彼女から問われたのは2つ。1つ目は自分が昇進できたのは何がポイントだと思っているか。その時、わたしは「何か一つにはなかなか絞れないけど、一つはタイミン…